南行徳中央整骨院は、運動中にケガをされて来院される患者さんの治療を得意としています。
万が一、ケガをしたとしてもすぐに応急処置が出来る様に、下記の症状と対処方法を覚えておきましょう。
関節の骨と骨を繋いでいる靭帯が損傷を受けたものが「捻挫」です。
T度(軽度)、U度(中度)、V度(重度)に分類されます。
受傷してすぐには腫れがなくても、しばらくしてから腫れてくる事があります。
また、小さな骨折などが合併することがあるので「捻挫かな」と思ったらすぐに専門家に受診しましょう。
寒い季節や筋肉に柔軟性がないときに、急激な運動をして筋繊維が断裂してしまうものです。
痛みを伴うので、歩行困難になることもあります。
筋挫傷は、痛みがなくなっても損傷した組織をきちんと治さないと、また同じ部分で再受傷しやすくなります。
一言で腰痛や肩の痛みと言っても、その原因は様々です。
よって、治療法も患者さんそれぞれで異なってきます。
しかし、原因やきっかけはそれぞれ違っても、
一般的には骨盤の歪みが腰痛や肩の痛みを引き起こしているケースは多々見られます。
多くの方は「筋肉や神経に原因がある」とお考えですが、神経は筋肉の中を通っており、筋肉は骨に付着しています。
つまり、骨盤が歪んでいると骨に付着している筋肉や、その中を通っている神経にも異常をきたしてしまうのです。
オーバーユース(使いすぎ)が原因で起こる、肩のインナーマッスルを痛めた時に起こる症状です。
主な症状は肩の痛みです。初期症状は腕を頭よりも高く上げたり、そこから前へ強く振り出す際に痛みを伴います。
しかし、悪化してくると腕を前へ動かしただけでも痛むようになります。
時には眠れないほど痛みが出てくる事もあります。
陸上競技やジャンプする競技などで起こる、下腿部の中央から下部の内側の痛みのことを「シンスプリント」といいます。
急激なトレーニングや足部の過回内、偏平足などが原因で疼痛が強い場合は運動の中止やアイシングを行います。
正式名称は「外側上顆炎(がいそくじょうかえん)」といい、手首の曲げ伸ばし、荷物を持つ、タオルを絞るといった動作で肘から前腕に痛みが走ります。
腕の力だけでボールを投げることで関節の負担が大きくなってしまうこと、加齢による筋力低下が考えられます。
ダッシュやジャンプの多い小中学生の男子に多く大腿四頭筋の過緊張により付着部である脛骨粗面が引っ張られて炎症を起こし、隆起するものです。
圧痛が著明で、運動前のストレッチや運動後のアイシングを指導します。
身体の歪みが原因となってスポーツ障害の症状が出る場合があったり、逆にスポーツ障害の症状が出ている部分をかばって運動や日常生活を行なうことにより身体を歪ませてしまうことがあります。
痛みのある部分の治療はもちろんのこと、全身のバランスを整えることが必要ですし、痛みを出さないためにも身体のバランスを整えることは大切です。
スポーツを始める前には準備体操を入念に行うことが予防に繋がります。
また、受傷してしまった場合には「RICE」という応急処置を速やかに実施して、専門家に判断を仰ぎましょう。
スポーツの応急処置 「RICE」
■R (Rest)・・・安静
■I (Ice)・・・冷却
■C (Compression)・・・圧迫
■E (Elevation)・・・挙上